こんにちは。最近自分がサスペンスとか好きだと気付いた大学生のカエルです🐸
今回ご紹介するのは…
作Guilt Pleasure 漫画-咎井淳 『IN THESE WORDS』 リブレ出版
原作-Narcissus
精神科医の浅井克哉はある殺人鬼の取り調べ捜査に協力して以来、毎晩同じ悪夢に悩まされています。
そして克哉を気に入り、意味ありげな笑みを浮かべる殺人鬼―。
彼の狙いはいったい何なのか!
これは Not only ボーイズラブ but also サスペンス!!
BLの枠にとどめておくのは本当にもったいない!!
夢と現実が交差する本格サスペンスです!
そしてアメコミ出身の咎井淳先生のすんばらしい絵が堪能できる作品です!
☟あ”ぁ”——… 表紙かっこいぃ……
あらすじ
精神科医の浅野克哉は、悪夢に悩まされていた。
――それは顔の見えない男に監禁され、犯され、「愛している」と囁かれつづける夢。
夢と現実との接点を持つ、連続殺人犯が現れたときいつしかその夢は現実との境を越える――
連続殺人犯に魅入られた精神科医の運命とは!?
アメリカ・アジアを中心にアメコミで活躍する咎井淳(Jo Chen)が官能BLに挑む!!
(引用ちるちる)
主な登場人物
浅野克哉・・・クールなイケメン精神科医。とある殺人事件の犯人の取り調べを頼まれた
篠原憲司・・・穏やかそうな顔をした、12人連続殺人事件の犯人。浅野に取り調べを受ける
柴田・・・・・事件取り調べ中の浅野のお世話役。なんか子犬っぽい(笑)
篠原(茶髪)✕ 浅野(メガネ、黒髪) 謎の男 ✕ 浅野
さらに詳しいあらすじ&🌟おススメPoint!
毎晩、同じ悪夢を見る
この物語の主人公は浅井克哉という男です。彼は精神科医をしていてとある連続殺人事件の犯人の取り調べを依頼されました。 なんでもその犯人は克哉になら全て話すと言っていて、犯人からの逆指名だったのです。
この事件を担当して以来克哉は毎晩悪夢に悩まされるようになりました。
自分が顔のない謎の男に犯されている夢です。
夢の中で克哉は顔のない男にじっくり愛撫され、「愛している」と囁かれます。そして体を縛られ、傷をつけられ、犯され、何度もイかされる……
痛い、苦しい。
克哉の苦悶の表情がたまらなく良いです☟
🌟おススメPoint!
精神科医の浅野克哉は感情を表に出さないクールな男です。職業柄かもしれませんがいつも冷静で、他人に踏み込みすぎたりしない。 物事を俯瞰的に見ています。
ただ顔のない男に犯されているときは、痛い…。表情が大変痛い…。
それはまるでおびえる子猫のよう…
あぁ……克哉…。君はこんなに苦しい表情もするのか…。(←??)
謎の男の鬼畜なまでの愛撫に絶えず抗い続ける克哉の表情。これは大変萌えます!!(←ただの変態ですみませんww)
オールバックが乱れていくの、好きです。 (←ただの変態w))
穏やかそうな殺人鬼。究極の心理戦!!
精神科医、浅野の前に現れたのは……穏やかそうな顔をした男でした。
彼の名前は篠原憲司
その優しそうな顔とは裏腹に12人をもの人間を残虐に殺害した殺人鬼です。
篠原はよどみなく浅野の質問に答えます。
そして彼は余裕の表情を見せ、克哉に迫り言うのです…
先生の匂いをかいでみたいな
きっととても良い匂いがするんだろうね
裂けるくらい激しく犯してさ 流れた血が腿を伝うんだ
リボンみたいにさ……たまらないね
『IN THESE WORDS』
(☝ここ好き!!エロティックすぎんかぁ(笑)!!)
意味ありげな笑みを浮かべる篠原。
篠原の匂い、発する言葉。そして今取り調べをしているこの場所……どこか懐かしさがあるような…?
彼の狙いはいったい何なのか!!
篠原と浅野のハイレベルな言葉のキャッチボールがすごくハラハラします!!!
謎がとことん深まる一巻。 そして二巻では驚きの事実が明かされますよぉ!!(>_<)
🌟おススメPoint!
克哉と篠原のハイレベルな会話は「羊たちの沈黙」を彷彿とさせます。 二人とも表情が読みとれないのでね……これは心理戦ですかねぇ
お互い隙を見せたら終わりのこの張り詰めた緊張感…。
ひやひやしますぜ(;^_^A
それと、作中の好きな言葉を少し載せます!
俺があいつらをどう扱っていたかって?教えてあげようか?
もちろん優しくしてあげるよ 先生は見た目よりもずっと繊細で傷つきやすいんだからね‥‥
「でもあんたはちょっと違う。おかわりが欲しくてもプライドが高いからおねだりでいない」
「私におねだりでもしてほしいんですか?」
まるでハリウッド映画を観ているよう!
咎井淳先生の画力がこれまぁ素晴らしいです……
ひとコマひとコマが映画のワンシーンを切り取ったかのようです!!
特に浅野と篠原の表情。 浅野の仕事での冷静な顔や、夢で苦痛に悶える表情。 篠原のニヒルな笑みに、感情を露わにしたときの表情といい…
ひゃーー!ホントに表情豊かです!!
また個人的に「服のシワ」がめっちゃ好きです(笑) あと腕の筋肉というかスジというかがすばらしい(笑) すんばらしい画力なので血しぶきもすんばらしいですよ!
この絵で漫画が進んでいくとはなんか感動します(;_;)
表紙をみてお分かりの通り、リアルな絵が好きな人は結構好みの絵ではないでしょうか。
🌟おススメPoint!
咎井先生はアジア、アメリカなどでアメコミで活躍されている方です。
英語表記では Jo Chen(ジョー・チェン)
アメコミで活躍されているということもあるのか漫画の描き方も日本の少女漫画などと比べると少し違いがある気がしました。 例えば擬音が少ない、たまに勢いのあるコマ割り、笑い方が「HA HA HA!」など(笑)
でも「めちゃめちゃアメコミ感がある」という感じではなく、逆に面白い!! 擬音が少なかったり勢いのある描き方をされることで、漫画というよりもまるで映画を見ているような感覚でした!!
それにしても圧巻の画力です……(;´д`)
BLの枠にとどまらない~!
『IN THESE WORDS』はBLの枠だけにとどめておくのは本当にもったいないくらい、本格的なサスペンスです!
よく読むと不可思議な点がいくつもあるんですよね。 そして手に汗握るストーリ…。
どうなるの?! 続きが知りたい!!
そんな感じです(*^。^*)
1巻では愛のない、見ているだけで痛いようなシーンもあるのですが……2巻では全てがガラッと変わります!! (←ここ重要)
浅野と篠原のほかの顔や、まさかまさかの意外な真実!!
中学か高校の英語で習いました。
Not only ボーイズラブ but also サスペンスよ!!
「ボーイズラブだけでなくサスペンスもまた」例文これでいいじゃん(笑) 的確でしょう!
いや~~こりゃぁすごい!(・_・D フムフム
最後に
『IN THESE WORDS』おすすめポイントのまとめ
・浅野克哉(受け)の痛みに悶える表情が…たまらなくイイ。
・手に汗握る心理戦!
・まるで映画を見ているよう!咎井先生の画力に感激。
・Not only ボーイズラブ but also サスペンス!!
今年に入って4巻が発売されましたが 、実は私2巻までしか持っていません。
あぁ……早く続きが読みたいです…(;´д`)
今日のひとこと
not only ボーイズラブ but also サスペンス.
ボーイズラブだけでなくサスペンスもまた
最後まで読んでいただきありがとうございました(*- -)(*_ _)ペコリ
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